« 2009年2月 | トップページ | 2009年4月 »

2009年3月

2009年3月29日 (日)

新妻聖子さんの“みんなのお茶会6杯め”

今日、新妻聖子さんのファンクラブ、S-presso!の“みんなのお茶会6杯め”に行ってきました。場所は、前回同様、南青山にあるMODAPOLITICAです。回を重ねるごとに規模も大きくなってきて、今回は150人の参加者でした。

このお茶会の楽しみの一つは、毎回、開演前に出されるケーキやお菓子。今回は、ストロベリーのムースの春らしいケーキとクッキーに小さなフィナンシェ。これにアイスコーヒーを楽しみながら、開演を待ちます。

今日の新妻さんは、先日のテレビ朝日の“旅サラダ”のベトナムロケで誂えたという桜色のアオザイ。とてもきれいでした。歌は、6曲で、歌われた順に、1.“ベスト・フレンド”(キロロ)、2.“On My Own”(レ・ミゼラブル)、3.“ピエタ”、4.“The Sacred Bird”(ミス・サイゴンのロンドン初演の時のみに使えわれた歌)、5.“ライト・イン・ザ・ピアッツア”、6.“ひとつ”(新妻さんの詞に彼女のお姉さんが曲をつけた曲。なかなか素敵な曲です。)でした。その合間に、名古屋のレ・ミゼラブルの話、キムからエポニーヌへの心の切り替えの話、“旅サラダ”のロケのこと、来春に決まったライブツアーのこと、今年の舞台や映画の予定等々の話や抽選会(残念ながら、外れてしまいました!)があって、彼女の歌も堪能できて彼女のファンとしてはとても楽しいひと時でした。

彼女の“On My Own”を聞いていて、「あれっ?」と思いました。彼女のこの曲を生で聴くのは久しぶりで、多分、前回のレ・ミゼラブルの公演(2007年7月)以来なのではないかと思います。どこがどうなったと上手く表現できないのですが、どこかが変わってきたように思いました。少しやわらかくなったと言えば良いのか、何と表現したら良いのか…(こういうことをきちんと言葉で表現できたら、劇評が書けるのでしょうね。)単純に、舞台とライブでの歌い方の違いなのかもしれません。でも、人間が色々な経験を積んでその考え方を深めていくように、彼女も色々な役を経て再びエポニーヌに戻ってきた今、彼女の中のエポニーヌがさらに深化し、そして進化したのかもしれません。

また、“ピエタ”も美しい曲です。別れた男(画家なのでしょうね)と女が、それぞれの思いを歌う、という歌です。女性のパートはキイも高くなるのですが、彼女は美しいハイトーンで歌います。彼女の高音は本当にきれいになりましたね。“ライト・イン・ザ・ピアッツア”の出演の頃から、高音がぐっと美しくなったような気がします。

今回は、歌の合間に、“旅サラダ”の未公開カット部分をプロモーション・ビデオ風に編集したものが披露されました。BGMとして“愛をとめないで”と“ガラスのうさぎ”が使われていました。戦争の悲惨さを歌った“ガラスのうさぎ”を聞きながら、長い間戦乱の地であったベトナムの風景を見ていると、色々と考えさせられるものがありました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年3月22日 (日)

またも一途な愛を観る-“マルグリット”を観て

P3221118 日生劇場で、“マルグリット”を観てきました。アラン・ブーブリル、クロード=ミッシェル・シェーンベルグ、ジョナサン・ケントの脚本で、音楽はミッシェル・ルグラン、そして、演出はジョナサン・ケントという作品です。キャストは、主役のマルグリットに春野寿美礼さん、アルマンに田代万里生さん、オットーに寺脇康文さん、ピエロに山崎裕太さん、ルシアンにtekkanさん、アネットに飯野めぐみさん、ジョルジュに横内正さん、です。

全編に、ミッシェル・ルグランの美しいメロディが流れます。美しく、そして、P3221117 哀しいメロディが多く、デュマ・フィスの名作“椿姫”を下地にした悲しいストーリーに良く似合っています。ただ、劇場の音響のせいでしょうか?この作品に限らないことですが、この劇場では、歌詞が良く聞き取れないことが度々あります。特に、第一幕の最後のマルグリット、アルマン、ルシアン、アネットによるクヮルテットの“どうか無事で”は、ほとんど歌詞を聞き取れずに残念でした。

この作品は、ブーブリルとシェーンベルグのコンビの作品ということで、過大な期待を抱いていたのかもしれません。作品自体は決して悪くないのに、どうしても、“レ・ミゼラブル”や“ミス・サイゴン”の二作品と同等の作品を期待してしまいます。これらのお化け作品と匹敵するような作品はそうそう生まれないということでしょうか…

P3221116 春野寿美礼さんは、今回初めて観ましたが、とても美しい人です。歌も上手いです。そして“宝塚”の空気を十分に残している女優さんですね。でも今回の役はまさにはまり役。妖艶でありながら、心の奥底に純粋さを持つマルグリットを好演しています。田代万里生さんも歌のとても上手い俳優さんです。これからが楽しみな男優さんだと思います。それから、飯野めぐみさん。演技も歌も素敵でした。彼女のソロの“どうか無事で”は胸に迫ってきました。

☆ このミュージカルをまだ観ぬ人へ…

時は第二次世界大戦、所はナチス占領下のパリです。かつて絶大な人気を誇った歌姫マルグリットは今はドイツ軍の将軍であるオットーの愛人となっています。何不自由無い生活で、多くの取り巻きに囲まれながら、しかし、愛の無い虚ろな毎日を送っています。彼女が40歳の誕生日の夜。取り巻きの人々が集まり、誕生日のパーティが開かれています。そこに呼ばれたバンドのピアニストとしてやってきたアルマン。彼は、歌姫であった当時のマルグリットに憧れを抱いていたのです。その夜、イギリス軍の空襲がパリの街を襲います。防空壕に入るのを嫌ったマルグリットはアルマンと二人で客間で空襲が止むのを待ちます。そんな中で、自分の気持ちを訴えるアルマン。そして、若いアルマンの一途な気持ちに最初はためらいながらも、遂に受け入れる決意をするマルグリット。これをきっかけとして、マルグリットとアルマン、そして、彼らの周囲の人々の運命の歯車が大きく動き始めます。マルグリットとアルマンは二人の愛を実らせることができるのでしょうか?そして、アルマンの姉のアネットとその恋人ルシアンの愛も実る日が来るのでしょうか?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年3月 8日 (日)

華麗なショウに時間を忘れ-“ソング&ダンス 55ステップス”を観る

P3071112 劇団四季の“ソング&ダンス 55ステップス”を観てきました。ヴォーカルパートは、福井晶一さん、芝清道さん、李涛さん、井上智恵さん、早水小夜子さん、花田えりかさん。ダンスパートは、岩崎晋也さん、大塚俊さん、朱涛さん、西尾健治さん、萩原隆匡さん、厂原時也さん、斎藤洋一郎さん、徳永義満さん、神谷凌さん、坂田加奈子さん、高倉恵美さん、泉春花さん、加藤久美子さん、須田綾乃さん、恒川愛さん、駅田郁美さん、今彩乃さん、織田なつ美さん、柴田厚子さん、でした。

劇団四季のレパートリーのエッセンスを集めたステージ。華麗な、そして、楽しいショウでした。オリジナルの舞台とは、衣装も舞台の背景も演出も違ってはいますが、かえってそれが、オリジナルの舞台とはまた異なる魅力がありました。

P3071114_2 ライオンキングの“シャドーランド”のダンスはとても印象的でしたし、マンマ ・ミーア!の“手をすり抜けて”の早水さんと花田さんのデュエットは、しみじみとしていて、特に、ドナの娘を思う気持ちがこちらにも伝わってきました。また、井上智恵さんがマリア役となったサウンド・オブ・ミュージックの“ドレミの歌”では、観客もステージに上げて、とても楽しいワン・シーンとなりました。サウンド・オブ・ミュージックも、現在、ロンドンでアンドリュー・ロイド・ウェバーのプロデュースで上演されていますから、また、劇団四季のレパートリーになるのかもしれません。キャッツの“メモリー”は早水さんがグリザベラ役、花田さんがシラバブ役でしたが、これもとても感動的でした。

この種の作品は、歌がどんなに上手くても、ダンスが良くないとしまらなくなってしまうのではないでしょうか。今回は、ダンスもとても迫力がありました。特に、今回のステージで僕が注目していたのは、須田綾乃さんのダンスです。須田さんは、異国の丘の公演の際のアレキサンダーズ・ラグタイムバンドでの彼女のダンスを見て以来、注目しています。踊りがダイナミックで美しいし、笑顔がとても素敵な女優さんです。今回も随所に素敵なダンスを披露してくれていました。プログラムの経歴をみると2005年に研究所入所とのことですから、まだまだ、これからの女優さんのようですが、とても楽しみな女優さんです。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2009年2月 | トップページ | 2009年4月 »