今年最初の観劇は…
明けましておめでとうございます。今年もこつこつと書いていきたいと思いますので、ごひいきのほど、よろしくお願いいたします。
さて、今年初めての観劇は、キャッツ・シアターでの“キャッツ”でした。キャストは、グリザベラに織笠里佳子さん、オールドデュトロノミーに種井静夫さん、ジェリーロラム=グリドルボーンに金平真弥さん、バストファージョーンズ、アスパラガス=グロールタイガーに飯田洋輔さん、ジェニエニドッツに鈴木由佳乃さん、マンカストラップに荒川務さん、ランベルティーザに柏円さん、ラム・タム・タガーに福井晶一さん、ディミータに原田麦子さん、ミストフェリーズに金子信弛さん、ボンバルリーナに西村麗子さん、マンゴジェリーに武藤寛さん、シラバブに
谷口あかりさん、スキンブルシャンクスに岸佳宏さん、タントミールに大橋里砂さん、コリコバットに花沢翼さん、ジェミマに撫佐仁美さん、ランバスキャットに高城将一さん、ヴィクトリアに千堂百慧さん、カーバケッティに齊藤太一さん、カッサンドラに大口朋子さん、ギルバートに入江航平さん、マキャヴィティに金久烈さん、タンブルブルータスに松永隆志さん、でした。
劇団四季は、年末年始も休まずに公演しているので、New Year観劇には最適です。先行予約の際に入手したチケットでの観劇でした。今日も満員のキャッツ・シアター。ただ、佐渡寧子さんのグリザベラを観ることができなかったことは、僕にとっては、寂しいところでした。織笠里佳子さんのグリザベラを観るのは初めて
でしたが、僕の中でのグリザベラ像は佐渡寧子さんの演じるグリザベラですので、どうしても比べてしまいます…今回は、ボンバルリーナに西村麗子さんが復帰していました。彼女のボンバルリーナは、とても美しくて妖艶で大好きです。
さて、何度か書いてきましたが、僕の好きなシーンは、老俳優猫のアスパラガスの場面です。ジェリーロラムの歌で紹介される老いさらばえた俳優猫のガスことアスパラガスは、自分の華やかなりし時代をしみじみと振り返ります。そんなガスにジェリーロラムはいたわるように寄り添い、その述懐を静かに聴きます。この場面が
しみじみとしていて、実にいいのです。これから劇場に足を運ばれる方は、ぜひ、この場面でガスを見上げるジェリーロラムの表情に注目してください。実に可愛らしい表情です。僕は、谷内愛さん、秋夢子さん、金平真弥さんと三人のジェリーロラムを観ていますが、どの女優さんもこの場面は優しさに満ちたとても素敵な表情をしています。そして、ガスの一世一代の大芝居であったグロールタイガーの場面に急転します。ここは京劇を思わせるような殺陣も見ものですが、グロールタイガーとグリドルボーンの掛け合いが大好きです。この老海賊がめぐり会った美しい雌猫のグリドルボーンへの老いらくの恋。グ
ロールタイガーは、きっと全てを捨てても良い、とグリドルボーンへの愛に全てを注ぎ込んだに違いありません。しかし、グリドルボーンにはグロールタイガーのような一途な思いはありません。グロールタイガーの強さにあこがれたのか、財力にか。それとも、稀代の海賊の恋人という名声が欲しかったのか…それが証拠にグロールタイガーが宿敵シャムネコ軍団に囲まれると、さっさと逃げてし
まいます。それでもグロールタイガーは、グリドルボーンが安全に逃げ延びたであろうかと心配して…まさに男の純情という感じです。こうして激しい殺陣の場面が終わると、舞台は暗転。舞台の中央にはガスの姿が…彼のつぶやきのような歌でこの場面が終わります。
この場面に限らず、様々な猫の姿を描いた群像劇であるこのミュージカルは、この場面だけでなく、名場面が目白押しです。
☆ このミュージカルをまだ観ぬ人へ…
ある満月の夜、ネコ達が街の片隅に集まってきます。年に一日だけ開かれる舞踏会に出席するためです。そして、そこでは、毎年一匹だけ、天上に昇り、再生し、新たな人生を生きることのできるネコが選ばれるのです。様々なネコが集まってきます。いつも寝てばかりいる気のいいおばさんネコ、つっぱりネコ、長老ネコ、泥棒ネコ、名士のネコ、老役者のネコ、鉄道ネコに犯罪王、手品師、などなど、人間の世界に負けず劣らずの多種多様のネコ達が集まってきます。そして、忘れてはならない、老いさらばえた娼婦のネコ、グリザベラ。一体、天上に昇ることが許されるのは、誰なのでしょうか…
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コメント
あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。
もう初観劇ですか。早いですね~。
CATSのグロールタイガーの劇中劇は私も大好きなシーンです。でも、ロイド=ウェバーが自ら指揮して映像化したCATSのDVDにはこの場面がないんです!ショックでした。(>_<)
私は、2月に久しぶりにCATSを観に行く予定です。その頃は誰がグリザベラを演じているのか楽しみでもあり、不安でもあります。(^^;
投稿: 翠 | 2009年1月 3日 (土) 18時00分
キャッツは、一人ひとり(一匹?)の設定がしっかりしていて、どの猫も魅力を感じます。
何回観ても飽きないですよね(^^)
今年もマスターの観劇や映画の感想を楽しみに訪問いたしますので、よろしくお願いします。
投稿: きょりん | 2009年1月 4日 (日) 12時42分
今年もよろしくお願い致します。
初観劇!しかもお正月からキャッツとは!
非常に羨ましいです。
私の初観劇は今週です。
私はグリドルボーンの設定は、ギルバートの仲間だと思っていました…
グリドルボーンの美しさでグロールタイガーを陥落させ、うらみつらみを晴らすという。
でもキャッツは色々な感じ方が出来るミュージカルということですよね。
何度見ていても新たな発見がありますし、本当に奥が深いです。
投稿: みゆき | 2009年1月 4日 (日) 17時27分
翠さん、いらっしゃいませ。明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
そーですか…DVDには収録されていませんか???一応、DVDは持っているのですが、しっかりと見たことがないので…今度、ちゃんと観てみます。CATSは作品としては、とても素晴らしい作品です。でも、好きな俳優さんのイメージが強いと誰がそれをやっても、「がっかり」ですよね。これは仕方のないことではないでしょうか?
今年も、ごひいきにお願いいたします。
投稿: TOMO | 2009年1月 4日 (日) 18時39分
きょりんさん、いらっしゃいませ。明けましておめでとうございます。こちらこそ、今年もよろしくお願いいたします。
この作品は、作品自体に非常に魅力があるため、一定水準の俳優さんたちであれば、誰がやっても、そして、何度観ても楽しめますよね。今回の最後の観劇は、4月の上旬になりそうです。千秋楽の抽選には、外れてしまったので…
またのご来店をお待ちしています。
投稿: TOMO | 2009年1月 4日 (日) 18時54分
みゆきさん、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
で、ギルバートって誰でしたっけ?(基本的には、佐渡さんのグリザベラ以外(特に男優さんは)はあまり興味が無いので)-プログラムで確認しましtがが、グリドルボーンはシャムネコ軍団とは関係ないのではないのかな、と僕は思っています。でも、良い作品というのは、みゆきさんが言うように、一つのことでも色々な思いを持つということはその作品の懐の深さなのではないでしょうか。千秋楽まであと数ヶ月。タップリ楽しんでください。
またのお越しをお待ちしています。
投稿: TOMO | 2009年1月 4日 (日) 19時07分