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2008年12月

2008年12月31日 (水)

今年もありがとうございました

今年も、あと数時間で終わろうとしています。

今年の後半はリーマン・ショックから始まる不景気であまり明るい年とは言えませんでした。でも、好きなミュージカルや映画を観ることができて、そして、たくさんのお客様に感想を読んでいただけたのですから、僕にとっては悪くない一年だったように思います。

来年も、また、当店を続けていきたいと思っています。当店にご来店いただいたお客様、本当にありがとうございました。新しい年が皆様にとって幸福な一年でありますように祈っています。

良いお年をお迎えください。

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2008年12月27日 (土)

油の乗った名優の共演に酔う-“ラ・カージュ・オ・フォール”を観る

Pc231036 “ラ・カージュ・オ・フォール”を観てきました。キャストはジョルジュに鹿賀丈史さん、ザザことアルバンに市村正親さん、アンヌに島谷ひとみさん、ジャン・ミッシェルに山崎育三郎さん、ジャックリーヌに香寿たつきさん、シャンタルに新納慎也さん、ハンナに真島茂樹さん、ダンドン議員に今井清隆さん、ダンドン夫人に森公美子さん、ジャコブに花井京乃助さん、ルノーに林アキラさん、ルノー夫人に園山晴子さん、フランシスに日比野啓一さん、です。

とても面白かった!良い作品だと思います。まずは、ジェリー・ハーマンの音楽がPc231049 とても美しいと思います。“ありのままの私”、“砂に刻む歌”、“今この時”、“見てごらん”など美しい曲が揃っています。特に、「過去は消えてしまった。明日のことは誰も分からない。だから、今を大事に生きていこう、人を愛していこう。」という内容の“今この時”が好きになりました。

しかし、何と言ってもこの舞台の魅力は、鹿賀さんと市村さんという二人の名優のPc231043 掛け合いです。(この二人の共演(競演?)を観るのは“ペテン師と詐欺師”以来二作目です。)特に第一幕のラスト、母親のように愛情をもって育ててきたジャン・ミッシェルが、自分のフィアンセの両親との顔みせに出席してほしくない、ということをジョルジュから聞いたアルバンが歌う“ありのままの私”は迫力があって、感動的です。愛してきた人間に裏切られた、怒り、哀しみ、やるせなさが伝わります。また、これを歌う直前に、ジョルジュとアルバンが見つめあう、その瞬間の沈黙がとても深く、その緊迫感はすごいものがありました。

このミュージカルはゲイ・クラブが舞台になっています。(鹿賀さん演じるジョルジュも市村さん演じるアルバンもゲイです。)ですから、ショウの場面が出てくるのですが、これがまた圧巻です。この舞台のかなりの時間を占めるのですが、全く飽きません。しかし、ジャン・ミッシェルのフィアンセの両親の役の今井清隆さんと森公美子さんは第二幕のみの出番で、歌も少なく、随分贅沢な使い方をしています。しかし、しっかりと脇を固めてこのミュージカルの魅力を高めていました。

家族愛にあふれたミュージカルです。

☆ このミュージカルをまだ観ぬ人へ…

舞台は、南フランスのリゾート地、サントロペにあるゲイ・クラブ“ラ・カージュ・オ・フォール”。そのオーナーのジョルジュと花形スターのザザことアルバンは20年間連れ添ってきた夫婦(というのでしょうか?)です。ジョルジュが20年前にたった一晩の過ちで生まれたジャン・ミッシェルを、ジョルジュは父親として、アルバンは母親として、育ててきました。そのジャン・ミッシェルが今度結婚することに。ただ、そのフィアンセ、アンヌの父親は、コチコチの保守で道徳家で、「ゲイなどとんでもない」と考えるダンドン議員。そのダンドン議員夫妻がジャン・ミッシェルの両親に会いたいと、ジョルジュとアルバンが暮らす家にやってくることに。ジャン・ミッシェルは、ダンドン議員夫妻が着ている間はゲイの夫婦でなく普通の家族としてふるまってほしい、とジョルジュに頼みます。そのためには、アルバンに出席してもらうわけには行きません。ジョルジュはアルバンにそのことをなかなか切り出せません。しかし、ついにそれを告げる時が…

はたして、ダンドン議員夫妻との対面はうまくいくのでしょうか…

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2008年12月21日 (日)

またもや“メモリー”に聞きほれる

Pc201019 “キャッツ”を観てきました。たまたまチケットを入手できたので、急遽行くことにしました。キャストは、グリザベラはもちろん佐渡寧子さん、オールドデュトロノミーに種井静夫さん、ジェリーロラ=グリドルボーンに秋夢子さん、バストファジョーンズとアスパラガス=グロールタイガーに飯田洋輔さん、ジェニエニドッツPc201029_2 に鈴木由佳乃さん、マンカストラップに荒川務さん、ランペルティーザに石栗絵理さん、ラム・タム・タガーに福井晶一さん、ディミータに有永美奈子さん、ミストフェリーズに金子信弛さん、ボンバルリーナに岡本結花さん、マンゴジェリーに武藤寛さん、シラバブに南めぐみさん、スキンブルシャンクスに岸佳宏さん、タントミールに大橋里砂さん、コリコバットに花沢翼さん、ジェミマに王堃さん、ランバスキャットに高城将一さん、ヴィクトリアに石川縁さん、カーバケッティに齊藤太一さん、カッサンドラに蒼井蘭さん、ギルバートに入江航平さん、マキャヴィティに金久烈さん、タンブルブルータスに川野翔さん、でした。

Pc201025 今回の佐渡さんのグリザベラもとても素敵でした。そして、メモリーも…彼女がこれを歌うと、歌声が聞く人の胸にしみこんでいくというか、舞台から大きな手が伸びてきて、胸をわしづかみにされて舞台に引き戻されるような、そんな風に感じてしまいます。あの“メモリー”の世界に思わず引き込まれてしまいます。彼女の出演した作品は、“オペラ座の怪人”、“アイーダ”、“異国Pc201028_3 の丘”“キャッツ”と観てきました。僕の想像ですが、彼女はあまり器用な役者さんというわけではないのかもしれません。しかし、それだけに真摯に役に向かい合い、悩みながら役を作っていっている のではないでしょうか。そのために、舞台にあがったときにその人物(猫?)にも他の俳優さんにはない独特の深みが出てくるのではないかと思います。今回の“メモリー”もしっかりと僕の胸に届きました。

Pc201023 今回は、南さんのシラバブ、鈴木さんのジェニエニドッツ、秋さんのジェリーロラム=グリドルボーンの、石栗さんのランペルティーザが印象に残りました。

今回は、クリスマス特別カーテンコールがありました。クリスマスの赤い三角帽の三匹のねずみが舞台をはい回り、それをラム・タム・タガーがチーズでおびき寄せながら、追いかけて結局逃げらPc201031 れるというコミカルなシーンから始まります。そして、グリザベラをはじめとするキャストたちの“Silent Night”等のクリスマスソングが歌われ、客席は色とりどりの発光体が揺れ、ステージと客席が一体となりとても素敵なカPc201030 ーテンコールでした。

劇場のホールの壁にかけてある猫たちも、尻尾にもクリスマスの飾りつけが…今回の写真はクリスマスバージョンの猫たちとカーテンコールの時に使った発光体です。

☆ このミュージカルをまだ観ぬ人へ…Pc211035_2        

このミュージカルのストーリーは7月27日の記事をご覧ください。

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2008年12月14日 (日)

“ハッピーフライト”でハッピーな気分

映画“ハッピーフライト”を見てきました。監督は矢口史靖さん。主な出演者は、副機長の鈴木和博に田辺誠一さん、機長の原田典嘉に時任三郎さん、チーフパーサーの山崎麗子に寺島しのぶさん、CAの斉藤悦子に綾瀬はるかさん、田中真理に吹石一恵さん、グランドスタッフの木村菜採に田畑智子さん、グランドマネージャーの森田亮二に田山涼成さん、オペレーション・ディレクターの高橋昌治に岸部一徳さん、乗客に笹野高史さん、竹中直人さん、CA斉藤悦子の父親に柄本明さん、です。

監督の矢口さんは、“ウォーターボーイズ”や“スゥイングガールズ”の監督さんです。この二作品は僕の大好きな作品なので、今回も期待していきました。期待は裏切られませんでした。飛行機というと機長とキャビンアテンダントが脚光を浴びることが多いのですが、地上で乗客の世話をするグランドスタッフ、飛行機の整備をする整備士の人たち、安全でスムーズな運行を図るオペレーション・コントロール・センターのスタッフたち、管制官のスタッフたち、空港周辺の鳥が飛行機の運航の妨げにならないように空砲を撃ち鳥を追い払うバードパトロール…こういった人たちの働きが、矢口監督らしく、軽妙に、コミカルに、そして、時にちょっぴり切なく描かれています。

綾瀬はるかさんの可愛くてちょっぴり頼りない新人CAや、寺島しのぶさんの毅然としたチーフパーサーがなかなか素敵でした。が、一番惹かれたのは、岸部一徳さん演じるオペレーション・ディレクターです。普段はIT化の波に乗り遅れて、昼行灯のような存在ですが、ここ一番というときには、ビシッと決める、とてもかっこよかったですよ。

映画の中の登場人物が本当に生き生きとしていて、リアリティがあって、空港で本当に出会いそうな人たちばかりでした。

☆ この映画をまだ観ぬ人へ…

ハワイ行きのチャーター便がハワイに向けて、羽田空港を飛び立とうとしています。新人CAの斉藤は初めての国際線搭乗。ブリーフィングに遅刻してしまい、チーフパーサーの山崎から厳しい声が飛びます。副操縦士の鈴木は機長になるためのOJTの最終フライト。ところが、指導教官は威圧感タップリの原田機長。一方、チケットカウンターではグランドスタッフの木村たちがたくさんのお客をさばいています。オーバーブッキングとなってしまった乗客をアップグレードして乗客の席を作っていったり、荷物を間違えた乗客を追いかけたり…整備士たちはオンタイムの離陸を目指して、時間をにらみながらの整備作業に一所懸命です。またオペレーション・コントロール・センターでは世界中の気候をチェックしながら、運航状況をコントロールしています。

準備が整い、飛行機は無事離陸。水平飛行に入り機内ではサービスが始まります。新人CAの斉藤は失敗が続き、しょげています。そんな時に、飛行機に異常が発生します。原田機長の判断で、羽田に引き返すことに。さあ、この飛行機の運命は…

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2008年12月 7日 (日)

ミュージカル“エリザベート”を観る

Pc061007 “エリザベート”を観てきました。主なキャストは、エリザベートに涼風真世さん、死の帝王トートに武田真治さん、エリザベートの夫フランツ・ヨーゼフに石川禅さん、皇后の暗殺者ルイジ・ジキーニに高嶋政宏さん、エリザベートの父マックスに村井国夫さん、フランツの母親ゾフィーに寿ひずるさん、エリザベートの母親ルドヴィカに春風ひとみさん、でした。

正直に言って、このミュージカルの物語にはうまく入っていけませんでした。自Pc060999_3 由気ままな少女時代を過ごしたシシィことエリザベートがオーストリア皇帝フランツに見初められて皇室に入ったところ、そこは自由のない世界だった。そこで、彼女は自由を求めて戦う…といったストーリーだと思うのですが、どうもピンとこないままに終わってしまいました。ただ、やはりミヒャエル・クンツェとシルベスター・リバーイの紡ぎだす世界は美しいと思います。涼風さんの“私だけに”には思わず引き込まれていまいました。また、石川禅さんもなかなか良かったと思います。

Pc061004 “エリザベート”は、今回初めて観たのですが、いわゆる狂言回し的な役回りが複数いて“マリー・アントワネット”と似ているように思いました。トートの役割は“マリー・アントワネット”のカリオストロ、ルイジ・ジキーニの役割は“マリー・アントワネット”ではボーマルシェが、それぞれ担っていますよね。クンツェ・リーヴァイのコンビはこういう構成が好きなのかなぁ、と思いつつ観ていました。それにしても、この二人の作品は何となく共通した雰囲気があるように思います。

☆ このミュージカルをまだ観ぬ人へ…

シシィという愛称をもつエリザベートは自由にのびのびと育てられました。ある日、エリザベートは木から落ちて死のふちをさまよいますが、この時に現われた死の帝王トートは、エリザベート愛してしまうのです。やがて、エリザベートはオーストリア皇帝のフランツに見初められて、彼と結婚します。その婚礼の舞踏会の席にトートが現われて、エリザベートにダンスを求めます。やがて、「お前が最後に選ぶのは私だ」という言葉を残して姿を消してしまいます。

エリザベートが入ったオーストリアの王室は、まだフランツの母ゾフィーが実権を握っており、エリザベートの自由は認められません。せっかく生まれた愛しい我が子もゾフィーに取り上げられて自分で育てることさえできません。そこで、彼女の自由を求める戦いが始まります。果たして、自分の自由を求める戦いがエリザベートの人生と精神に何をもたらしていくのでしょうか…

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2008年12月 1日 (月)

ついに出た、第三弾!

Pc011001_2 ついに出ました!バンダイの∞(無限)シリーズ第三弾。“∞ペリペリ”です。“∞プチプチ”、“∞エダマメ”につづいての製品です。何を表しているかお分かりですか?そう、お菓子の箱などをあけるときに剥がす、あのペリペリです。僕は、どちらかといえば∞エダマメが一番好きですが、この∞ペリペリも感触が本物になかなか似ています。ペリペリと剥がすたびに音も出て、時々、ルーレットの音も…気に入るかどうかは、皆さんのお好みしだい。皆さんも一度手に取ってみては?

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