昨日は、ライブを二つかけもちという、少し忙しい一日でした。
まずは、新妻聖子さんのライブ“LIVE MOMENTS”に行ってきました。場所は、品川プリンスホテルにある品川ステラボールです。約15分ほど遅れての開演でした。
第一部は、彼女のアルバム“MUSICAL MOMENTS”収録曲が中心で、“Seasons Of Love”、“ヴァージン・ロード”、“I’ll Never Fall In Love Again”、“青いカモメ”、“Eyes On Me”、“命をあげよう”、“I’ve Never Been To Me”、“私だけに”の8曲でした。休憩をはさんで第二部は、様々な
ジャンルからの構成。“I Want You Back”、“Home”、“I Don’t Want To Miss A Thing”、そして魅惑のスタンダードポップスメドレーということで、“Moliendo Café(コーヒールンバのラテン版)”、“These Boots Are Made For Walking”、“Can’t Take My Eyes Off Of You”の3曲。その後、“Defying Gravity”、“ピエタ”と続き、“心の声”でフィナーレ。アンコールは“愛をとめないで~Always Loving You~”と“ひとつ”という歌の2曲でした。
彼女のライブの良さは、ミュージカルの舞台で観ている彼女の世界とは全く異なる彼女を発見できることです。今回も、特に第二部の前半は、これまで彼女が歌ってきたものとは違うジャンルの歌で、しかも、それらの歌がどれも彼女の歌として消化されていて(彼女の言葉を借りて言えば、まさに彼女という「フィルターを通して」)、歌手、新妻聖子の新たな魅力を見出せたような気がします。ただ、僕は、やはり彼女の歌うミュージカルのナンバーが好きです。“Defying Gravity”もそうですし、“心の声”も良かったと思います。でも、やはり、なんといっても“命をあげよう”は最高です。やはり、キムとして過ごした時間とその役に対する思い入れの強さが、たとえミス・サイゴンのステージでなくとも彼女をキムそのものにしてしまうのでしょうか?とても感動的でした。ただ、“Seasons Of Love”の最中のしゃっくりはご愛嬌としても、“私だけに”のラストは絶叫調となってしまい、声がわれて、少し???という感じだったのが(この歌もそこまではとても良かっただけに)、残念でした。新妻さんは、本来、声に力を持った素晴らしい歌い手さんなのですから少し抑え気味に歌っても十分に魅力が出るように思いますが…
後半の“ピエタ”もとても美しく、素晴らしい歌でした。オリジナルの日本語の詞がつけられて、ある女の肖像を描いている男の気持ち(女は既に去っている)とその女が男を思う気持ちをキイを変えて歌い上げたもので、とても美しく感動的でした。また、最後の“ひとつ”は詞が新妻聖子さんで、曲がお姉さんの新妻ゆか子(すみません、漢字がわかりません。)で、新妻さんのピアノの弾き語りで披露されたのですが、これがまたしみじみとした名曲です。このライブだけのオリジナルと言わず、これからもぜひ聞きたい歌です。次のCDに入らないかなぁ…
それにしても、今回のステラボールは収容人員が約900人だそうですが、ほぼ満員。これまでは約500人強の規模の草月ホールでしたから、随分、新妻さんの人気も広まってきたのだな、と思います。ファンクラブ発足当初から入会しているファンとしてみると、とても嬉しい反面、少し、寂しさも感じさせられたライブでもありました。
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