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2008年10月

2008年10月12日 (日)

男と女の不可思議さ-“私生活”を観る

Pa110951 シアタークリエで“私生活”を観てきました。作者はノエル・カワードで、演出は、レ・ミゼラブルやベガーズ・オペラ、錦繍等でおなじみのジョン・ケアードです。出演は、エリオットに内野聖陽さん、エリオットの元の妻アマンダに寺島しのぶさん、エリオットの現在の妻シビルに中嶋朋子さん、アマンダの現在の夫ビクターに橋本じゅんさん、アマンダのパリのフラットで働くメイド、ルイーズに中澤聖子さん、です。

偶然、ホテルの隣の部屋に泊まり合わせた二組の新婚カップル。この二組の男と女Pa110947 が織りなす男と女の機微の世界。人の心の不可思議さ。それを芸達者達がテンポよく演じていきます。笑いが劇場を包む、上質なコメディです。ありえないような偶然によって生じた設定の中で、登場人物たちがとてもリアリティを持って活き活きとしていました。そんな彼らに、時に笑い、時には「そうだよな~」とうなずきつつ楽しんできました。やはりいい台本があって、それを達者な役者さん達が演じるとこういう舞台になるんだなぁという見本のような舞台だったように思います。個性的な俳優さんのそれぞれの演技を満喫して帰って来ました。

内野さんと寺島さんの時に激しく、そして、時にしっとりとしたからみもなかなか面白かったのですが、特に、第三幕の後半の中嶋さんと橋本さんの掛け合いが絶妙で面白かったです。

☆ このお芝居をまだ観ぬ人へ…

フランスの高級リゾート、ドーヴィルに新婚旅行にやってきたエリオットとシビル。二人が泊まったスイート・ルームの隣に宿泊するのはアマンダとビクター。二人もやはり新婚旅行です。アマンダはエリオットの元の妻。シビルとビクターはそれぞれの相手が気になって仕方が無い。相手に、前の相手の事を聞いて、それぞれのカップルは喧嘩をしてしまいます。相手が出て行った部屋のバルコニーに出てきたエリオットとアマンダ。そこで、二人は隣同士の部屋にいることに気がつきます。5年ぶりに再会した二人の間にたちまち恋の炎が燃え上がります。駆け落ちをすることに決めた二人は、パリにあるアマンダのフラットへ。本音で感情をぶつけ合う二人は、時に激しく愛し合いますが、罵り合いや大喧嘩もたえません。そんなところにビクターとシビルもやってきて…

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2008年10月 5日 (日)

純粋なキムがそこにいた-ソニンさんのキムを観る

Pa040926 帝国劇場で“ミス・サイゴン”を観てきました。今シーズンの“ミス・サイゴン”は新妻聖子さんのキムと橋本さとしさんのコンビしか観ていませんでしたので、違うコンビでの舞台を観てみたいと思っていました。

今回のキャストは、キムにソニンさん、エンジニアに別所哲也さん、クリスに原田Pa040941 優一さん、エレンにシルビア・グラブさん、ジョンに坂元健児さん、トゥイに石井一彰さん、ジジに菅谷真理恵さん、です。

Pa040938 俳優さんが変わると同じ役でも随分雰囲気が変わるものだなぁ、と改めて思った舞台でした。ソニンさんは本当に渾身の演技でした。彼女のこの役にかける情熱のようなものが伝わってくるようです。新妻聖子さんのキムとは全く違うキムが舞台にいました。新妻聖子さんのキムは、心の中に、深く、激しい愛情を秘めていて、その情熱が彼女を一途な人生に向かわせているという思いPa040939 を抱かせるようなキムでしたが、ソニンさんのキムはただただ純粋で、それゆえにひたすら愛情を一途にクリスとタムに注いでいるという感じです。

103 そして、エレン。シルビアさんのエレンには前回の舞台同様に感動しました。“I Still Believe”では、夫の愛情をいま一つ自信を持って信じることのできない不安な気持ちと夫への愛情がとてもよく表現されていましたし、“Now That I Have Seen Her”では、夫の過去をついに知ってしまった哀しみとこれからの人生対する決意を歌い、思わず涙が出てきました。シルビアさんは芯の強い女性を演じると、本当に上手いですねぇ。

Pa040937_2 別所さんのエンジニアは、別所さんの生真面目さが出ていたエンジニアであったよPa040944 うに思います。僕のイメージのエンジニアは子悪党的なエンジニアなのですが、これはこれで一つのエンジニア像なのだろうな、と思います。

Pa040940 また、今回のジジ役の菅谷さんもとても良かったと思います。“The Movie in My Mind”はジジ役の女優さんが良くないと心に迫ってこない歌ですが、今回は、しっかりと心に届きました。

☆ このミュージカルをまだ観ぬ人へ

ストーリーは8月3日の記事をご覧ください。

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2008年10月 4日 (土)

来年の話

いよいよ秋本番です。

演劇シーズンも始まりです。注目の作品が始まりますね。劇団四季ではロングラン作品に加えて、ソング&ダンスが始まりました。帝劇では今月一杯はミス・サイゴンで、その後、年末まではエリザベート。シアタークリエでもレントがあり、日生ではラ・カージュ・オ・フォールもかかりますし、来年はシアタークリエに石丸幹二さんが登場します。ミュージカル好きには楽しみなシーズンです。

帝劇ですが、来年には僕の好きなマイ・フェア・レディやレ・ミゼラブルの公演予定が発表され、とても楽しみです。ところで、帝劇の来年の1月から3月までは、何がかかるのでしょう?HPには何も発表されていないし、何かの理由で3ヶ月クローズするのでしょうか?数年前に、改装したはずだし…誰かご存知の方、教えてください。

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