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2008年1月27日 (日)

“世界最高のプリマドンナ”のただただ一途な愛

“マリア・カラス最後の恋”を見てきました。世界のディーヴァ、マリア・カラスと世界の海運王アリストテレス・オナシスとの愛を描いたイタリア映画です。監督はジョルジョ・カビターニ、マリア・カラスにはナポリ生まれのルイーザ・ラニエリ、オナシス役にはフランス人の俳優ジェラール・ダルモン、カラスの元夫でマネージャーのテイッタにはフランスとイタリアで活躍するアウグスト・ズッキ、最後までカラスを見守り、尽くす女性エルザにはアメリカ生まれながらヨーロッパで活躍するシドニー・ローム、マリア・カラスの歌の部分の吹き替えは藤原歌劇団との共演経験もあるアンナリーザ・ラスパリョージです。

マリア・カラスはさほど期待された新人ではありませんでした。しかし、あるオーディションでマネージャーのティッタに見出されてしだいに頭角を現していきます。やがて二人は結婚しますが、フィッタは夫というよりもマネージャーとして、マリアに子供を作ることも禁じて、歌手マリア・カラスを世界に売り出していきます。そうして世界の歌姫と讃えられるようになったマリアはオナシスと出会うのです。マリアは彼女を一人の女性として愛してくれるオナシスにしだいに魅かれていき、やがてオナシスのもとに奔ります。マリアは夫と別れ、やがてオナシスの子供を身ごもり、オナシスも妻との間に離婚が成立。マリアは幸せな思いに包まれるのです。しかし、この幸せも長くは続きません。映画の後半はオナシスへの愛と哀しみと苦悩が彼女を襲うのです。

マリアは、ただひたすらに、一途にオナシスを愛し、そしてオナシスの愛を求めます。時には嫉妬に狂い、そして愛するオナシスの言葉に安堵する。そんなマリアの姿がとても切なく、また、ときに可愛く、ときに強く描かれています。特にラストシーンは切なく見るものの心に迫ってきました。

マリア役のルイーザ・ラニエリという女優さんを僕はこの映画で初めて見ました。とても美しい女優さんでした。

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